【ブログ連載中|第3回】今さら聞けないGoogleAnalytics 基本編
第3回は、各項目の意味がわかったところで、基準値を理解しましょう!
こんにちは、代表の田中です。
第1回、第2回はいかがでしたでしょうか?
基本の指標の意味はおわかりいただけたかと思います。
第3回は、各指標の基準値(目標値)をご説明したいと思います。
数字というのは、1種類の数字を見ても意味がありません。
目標との差分は? 昨年との差は? 業界平均差は?
このように数字どうしを比較して意味が出てきます。
そこで、第3回は「各指標の基準値」です。
○訪問数(セッション)
繰り返しになりますが、
訪問数はWEBサイトを分析していくなかで、最も重要な指標のひとつです。
その訪問数の基準となる伸び率を、ご紹介したいと思います。
もちろん、業種やWEBへの取組具合、WEB広告への出稿量によって変わりますが
まずは、「昨年の訪問数+30%(前年比130%)」を目標としてみてください。
この基準を上回っていれば、まずは良しとしましょう!
○コンバージョン率(CV率)
こちらもWEBサイトを分析する上で、大事な指標のひとつです。
コンバージョン率は、
昨年対比ではなく実数値を基準とします。
まずは「コンバージョン率1.00%」を目標としてください。
こちらも 業種によって異なりますが、
例えば、ホテルのカテゴリでいうと、
レジャー中心のホテル:1.00%
ビジネス中心のホテル:3.00% このように異なります。
特殊な業界を除き、概ね「1.00%」が基準値である、と考えていただいて結構です。
○直帰率(Bounce Rate)
Googleの検索アルゴリズムが変化し、コンテンツ重視と言われる
ようになっていることは皆さんもご存知のことと思います。
その中で、重要な指標となっているのがこの直帰率です。
こちらも実数値を目標としてください。
各サイトのモバイル比率によって、数値目標は大きく異なりますが
まずは目標を「45%以内」と定めてください。
この数値をオーバーしていれば、どのデバイスが数値を悪化させて
しまっているのかを早急に把握する必要があります。
○平均セッション時間(平均サイト滞在時間)
こちらもコンテンツ重視と言われる中で、
重要な指標となる平均セッション時間です。
こちらも長ければ長いほど良い数値となりますが、
まずは目標を「4分以上」と定めてください。
当社の事例でも、
ホームページをリニューアルしたことにより、
平均セッション時間が4分、直帰率が30%台前半となり、
検索順位が3ページ目から1ページ目と、大幅に改善したケースが多くございます。
まずは4分を目指してみてください。
いかがでしたでしょうか?
第3回 今さら聞けないGoogleAnalytics 基本編。
さっそくGoogleアナリティクスにログインしていただき、
自社の数値と目標値を比べてみてください。
もし目標に達しない場合は、改善が必ず必要です。
応用編では、改善事例などもご紹介してまいりますので
末長くお付き合いくださいませ。