【ブログ】WEB在庫不足は負の連鎖を生む?!
ブログをご覧頂きありがとうございます。
本日のテーマは、「WEB在庫不足による負の連鎖」についてです。
日々の販売活動において、どのくらい先々まで睨みながら販売しているでしょうか?
多くの地方旅館さんで見られる事例としては、団体やメディア系に在庫を多く投入し、
WEB用に在庫提供できていない施設さんをよく見かけます。
もちろん、売上を作っていくには、団体やメディア系も必要です。
やはり、多少単価は低くても数が取れ、その現金収入はホテル・旅館経営には必要です。
しかし、その販売方法で売上を最大化できているでしょうか?
ある一部の売上を作るために、どれだけの在庫を無駄にし、どれだけ経営を悪化しているか。
そして本題です。
WEB在庫不足が引き起こす売上低迷現象をご存知ですか?
団体やメディア系の売上が良い時は、WEBの売上が大幅に下がっていませんか?
それはなぜか?
楽天トラベルさんしかり、じゃらんさんしかり、各々OTAには検索順位というものが存在します。
これは、売上に大きく影響するものです。
わかりやすく言えば、検索結果が1ページ目の一番上と2ページ目の一番下では、
売上は数十万〜数百万と簡単に変わってしまいます。
この検索順位決定ロジックは、各OTAごとに違いますが、大方、売上が関係します。
それはどれだけ在庫を提供しているかということに繋がります。
つまり、在庫を提供しなければ、検索順位は落ち、その結果、売上が嫌でも低迷してしまうということです。
こういった負の連鎖が起きることを認識した上で、在庫提供しているでしょうか?
よくあるパターンとしては、
閑散期の売上をあげるために、闇雲に団体やメディア系の設定を多くいれ、
その結果団体・メディア系の売上は上がったものの、WEBの検索順位低下による
大幅売上減に陥り、全体売上も前年割れ・・・なんてシーンをよく見かけます。
こんな状態は、「3ヶ月先」まで影響を与えることはよくあることです。
一時期の閑散期のために、先何ヶ月まで売上減少させてしまっているかもしれない。。。
最近WEBの売上がよくないな・・・
なんて感じているホテル・旅館さんは、是非検索順位の推移をよくチェックしてみてください。